
Lightningが使えるようになりたい。
こんな悩みを解決していきます。
- 取引画面の見方
- 基本的な注文方法
- 特殊注文の詳細
ビットフライヤーに登録していても、Lightning(ライトニング)を使っていない人もいるんじゃないでしょうか。
たしかにLightningは使い方が難しそうな感じに見えますが、1回使ってみれば慣れてしまいますよ。それくらい操作はシンプルです。
この記事ではLightningの使い方を画像付きでわかりやすく解説します。
トレードを効率良く行うための注文方法ばかりなので、ぜひ覚えておいてください。

レバレッジ取引に関しては記載していません。

※bitFlyerは無料で登録できます
Lightningの基本的な使い方|取引所と何が違う?

Lightningは取引所の機能をレベルアップさせた感じ。
内容 | Lightning | 取引所 |
---|---|---|
手数料 | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15% | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15% |
注文方法 | シンプル、IFD、OCO、IFDOCO | 指値注文 |
取扱通貨 | BTC、ETH、XRP、XLM、MONA | BTCのみ |
Lightningにはトレードを楽にしてくれる注文方法が揃っています。
取引所よりも取扱通貨が多いのがメリットですね。ビットコインしか買わないって人は取引所でもOKです。
まずはLightning画面の見方からチェックしていきましょう。
Lightning画面の見方

- チャート
- 注文状況
- 取引板
- 取引履歴(自分)
- 資産状況
- 注文画面
- 過去の取引(板)
- ニュース
- チャット
基本的に操作するのは「注文画面」だけです。
「チャート」と「取引板」をチェックして購入価格を入力する流れになります。
Lightningのアイコン

- 通貨の切り替え
- チャート(全画面)
- アラート設定
- お知らせ
- アカウント情報
まずは画面上部にあるアイコンについて。
よく使うのは「通貨の切り替え」や「チャート(全画面)」ですね。

※BTC / FXはレバレッジ取引、Futuresは先物取引
上記で取引する通貨を選べます。

チャートを全画面表示にすると、新しいタブで表示されます。チャート全体を見たいときに使いましょう。

- ペア
- 対象
- 条件
- 価格
あとは使うとしたらアラート設定ですかね。
通貨を選んで価格などを設定したら通知が届くようにできます。
Lightningのメニュー

- トレード
- チャットルーム
- ニュース
- 経済指標カレンダー
- 損益履歴
- お取引レポート
- 入出金
- ランキング
- API
- 設定
- 参考価格
- bitFlyerに戻る
画面左上にある「≡」をクリックするとメニューが開きます。
ここのメニューは直接トレードに関係ないので、詳しい説明は省きますね。
「設定」ではLightningのカラーを変更できるので、好みに合わせて変更してみてください。
実際にLightningで注文する

- ストップ・リミット注文
- 約定金額:305,000円
- トリガー価格:310,000円
上記の状態で注文を入れました。
この注文は、ETHが310,000円になった時点で「305,000円の売り注文」が発注されるように設定してあります。

なんで5,000円の差をつけるの?
ETHが310,000円になったときに「上昇」した場合の保険になります。310,000円になった時点で売却してしまうと、もしそこから上昇したら損ですよね。

流れ的には「上昇」に期待しているところなので、注文は「下がったら売る」という状態。
上がる分にはいいけど、下落に備えて被害を最小限に抑えるための注文って感じですね。
なので、5,000円の余裕を見ている状態ということ。310,000円から伸びることを期待しつつ、305,000円になったら損を減らすために売却する流れになっています。
どの価格を基準にするかは難しいところですが、重要なのは「損しないライン」で考えておけばいいかなと思います。
Lightningの注文方法|通常注文

- 成行注文
- 指値注文
まずは基本的な注文方法ですね。
成り行き注文は価格を設定できないため、指値注文がメインになってくるでしょう。
成行注文

成行注文はトレードを成立させることを目的とした注文方法。そのときの状況に合わせて有利な条件でトレードが成立します。
「売り」の場合は高く「買い」の場合は安く取引できる感じですね。その場に出ている注文の中で条件の良いものを選んで約定します。
価格が急上昇しているときなどは、うまく成立しない可能性があるので注意が必要です。
指値注文

指値注文は指定した価格でトレードを成立させる注文方法。指定した価格にならないと注文が成立しません。
価格を指定できるため、狙い通りにいけばスムーズに取引ができます。
ただし、予想が外れるといつまで経ってもトレードが成立しないので注意してください。
Lightningの注文方法|特殊注文

- シンプル(ベースになる注文方法)
- IFD(イフダン)
- OCO(オーシーオー)
- IFDOCO(イフダンオーシーオー)
次はLightningの特殊注文について解説していきます。
全てを使いこなす必要はありませんが、IFD(イフダン)は使いやすいので覚えておくといいかもしれませんね。
シンプル
- 成行注文
- 指値注文
- ストップ注文
- ストップ・リミット注文
- トレーリング・ストップ注文
シンプル注文で選べるのは上記の5つ。
特殊注文を使うベースとなる部分なので覚えておきましょう。
例えばIFD(イフダン)を使うにしても、ストップ注文にしたり指値注文を選んだりするわけですね。

なんかよくわからないんだけど、、、?
そんなに難しく考えなくても大丈夫です。とはいえ慣れるまでは「指値注文」をベースにするのがいいかなと思います。
それでは「成行注文」と「指値注文」以外の注文方法を見ていきましょう。
ストップ注文

ストップ注文は「トリガー価格」を設定する成行注文になります。
仮にイーサリアムでトレードするとします。そこでトリガー価格を「35万円」に設定したら、価格が35万円になった時点で「成行注文」が発注されるというわけです。
「売り」でも「買い」でも条件は一緒。
35万円以上になったら買い、35万円以下になったら売りという感じになります。
ストップ・リミット注文

ストップ・リミット注文は「トリガー価格」と「購入価格」を設定する指値注文になります。
ざっくり言うとストップ注文が指値注文に変わっただけですね。
トリガー価格になったら「価格」に入力した金額で発注されます。
- トリガー価格になる
- 発注がかかる
- 価格に入力した金額になったら約定
トリガー価格を「35万円」に設定したら、価格が35万円になった時点で「価格」に設定した価格で発注されるという流れですね。
トリガー価格と購入価格の差が少なければ少ないほど「約定」しやすくなります。
トレーリング・ストップ注文

トレーリング・ストップ注文は、値動きに合わせて「トリガー価格が自動で更新される」成行注文です。
なんかよくわかんないと思うかもしれませんが、けっこう簡単で便利なんですよ。
この注文に入力する価格はトレール幅という「価格差」になります。
例えば「売り注文」で「3万円」と入力したら、現在の価格より3万円下がったら売却。逆に「買い」だったら、現在の価格より3万円上がったら購入という感じです。
売りの場合は「損を減らしたいとき」で、買いの場合は「上昇に乗り遅れないため」に使う注文方法です。
IFD(イフダン)

IFDは①の注文が約定したら、②の注文が自動的に発注される仕組みになっています。
使い方としては「①価格が上がったら売り」で「②価格が下がったら買い」みたいな感じにするといいでしょう。
ただし①の注文が約定した時点で「②の注文をするには資金が足りない」という状況になったら、②の注文は成立しないので注意してください。
資金の残高は常に気にしないといけないということですね。
下げ狙いで「①下がったら売り」→「②さらに下がったら買い」とかもできます。

シンプルで使いやすい注文方法ですよ。
OCO(オーシーオー)

OCOは2つの注文を同時に出す注文方法。どちらかが約定したら、もう片方が自動的にキャンセルされます。
価格が上がったら売りたいけど、下がったら買い増しかなぁってときはOCOが使えるかなと思います。
価格がどっちに動くか読めないときは、どっちに転んでもいいように注文しておけるという感じですね。
IFDOCO(イフダンオーシーオー)

IFDOCOは1つ目の注文にIFD、2つ目の注文にOCOが適用されます。
ちょっと複雑な注文方法なので、使う場面も限られるかもしれません。
例えば、1つ目の注文は価格が下がったら売り、2つ目の注文でどっちに転んでもいいように注文しておくような感じですかね。

使うタイミングがあったら使いましょう。
Lightningのアプリ・ウェブ版の違い

- 取引通貨の種類
- 取引画面の使いやすさ
Lightningはアプリ・ウェブ版の仕様が少し違います。
基本的な使い方は一緒なので、取引通貨によって使い分けるといいでしょう。

スマホでもウェブ版が使えますよ。
取引通貨の種類
Lightningのアプリ・ウェブ版の取引通貨は以下のような違いがあります。
アプリ版 | ウェブ版 |
---|---|
・BTC / JPY ・BTC / FX ・ETH / JPY | ・BTC / JPY・XRP / JPY ・ETH / JPY・XLM / JPY ・MONA / JPY・ETH / BTC ・BCH / BTC・BTC / FX ・Futures 3種 |
※BTC / FXはレバレッジ取引、Futuresは先物取引
アプリ版では2つの通貨しか取引できません。
もしBTCとETH以外の通貨を購入したいなら、ウェブ版を使いましょう。
取引画面の使いやすさ


上記がアプリ版とスマホで見た場合のウェブ版になります。
機能はほとんど一緒ですが、アプリ版のほうが使い勝手がいいでしょう。ウェブ版をスマホで使うのは、おすすめしません。
表示が少し違う程度に思うかもしれませんが、ウェブ版をスマホで使うと注文画面や取引板の位置が絶妙に使いにくいんですよね。

ウェブ版をスマホで使いこなすにはちょっと慣れが必要です。
スマホでウェブ版を表示させる方法

スマホでウェブ版を表示させる方法を解説しておきます。
まずアプリトップページから「メニュー」をタップしてください。

メニューの中に「Lightning Web」があるのでタップします。

これでスマホでもウェブ版のLightningが使えます。
初心者でもビットフライヤーのLightningを使おう
ビットフライヤーを使うのならLightningを使いましょう。
販売所で購入すると「スプレッド」でけっこうな金額を無駄にしているんですよ。
Lightningの手数料が気になるかもしれませんが、スプレッドに比べるとかなり安くなっています。
- 資金を無駄にしたくない
- BTCやETHがメイン
- トレードに興味がある
Lightningでは取り扱っていない通貨は販売所、それ以外はLightningで取引しましょう。

使ってみると意外と簡単です。すぐ慣れますよ。
⬇︎ビットフライヤーの基本的な使い方はこちら

⬇︎ビットフライヤーの口座開設手順はこちら

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