
販売所?取引所?どっちも一緒じゃないの??
こんな疑問を解決します。
しかし購入方法によって仮想通貨の価格が変わってしまうので、どこが違うのかを知っておく必要があるんです。
ビットフライヤー | コインチェック | DMM ビットコイン | |
---|---|---|---|
取引所 | ![]() | ![]() | ![]() |
評価 | (5.0) | (4.5) | (4.5) |
手数料 | ・販売所:無料 ・取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ・Lightning:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(各コインで変化) | ・販売所:無料 ・取引所:無料 | ・販売所:無料 ・取引所:なし |
こうやって比較すると販売所の方がお得に見えますが、実際は違うんです。
販売所は手数料が無料となっていますが、実際は「スプレッド」という手数料のようなものが発生しています。
ここを理解しないと、気づかないうちに損をしてしまうので注意してください。
この記事を読むことで、仮想通貨を「より効率よく購入するの方法」が理解できます。

初心者向けの重要なポイントをわかりやすく解説します!

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仮想通貨を購入するときは販売所と取引所の違いを知ろう

それではまず販売所と取引所の違いについて触れていきます。
どちらも仮想通貨を買えるということに違いはないのですが、購入方法に違いがあります。
- 販売所:数量 or 価格を入力して即購入できる
- 取引所:希望額を入力→その価格の売り手がいれば購入できる
簡単にいうと販売所は店頭販売、取引所=オークションというイメージでOKです。
それではもう少し詳しくみていきましょう。
販売所=業者から購入する

販売所は仮想通貨の取引所から購入する方法。例えば、ビットフライヤーが持っている通貨を直接買うという感じですね。
販売所の大きな特徴としては、仮想通貨を「表示されている価格」で購入する仕組みになっています。
厳密にいうと現在の相場にスプレッド(価格差)をプラスした価格ですね。
スプレッドの仕組みについては後記するので、今は「相場よりも価格が高くなる」という理解でOKです。
あと購入方法ですが、かなりシンプルなので以下の画像をご覧ください。


上記のように金額を入力して、購入ボタンを押すだけで仮想通貨が買えます。
取引所=ユーザー同士の取引

取引所は、販売業者(ビットフライヤーなど)を通してユーザー同士が売り買いする仕組みになっています。

- 売り手の価格
- 買い手の価格
- 価格設定
上記のように現在の注文状況が表示される部分を「板」と呼びます。取引所で購入するときは、この板に表示された価格を基準に考えましょう。
価格と数量を入力して注文するわけですが、指定した価格で売却してくれる「売り手」がいないと注文は成立しません。
難しく感じるかもしれませんが、基本的に「最終取引価格」に近い価格なら購入できます。
慣れてきたら「下げ狙い」の価格で注文し、相場が下がってくるのを待つ購入方法が理想です。

やることはシンプルなのですぐに慣れますよ。
販売所ではスプレッドによって価格が変わる
販売所ではスプレッドにより、購入価格が上がってしまいます。説明よりもまずは下記の画像をご覧ください。


購入画面になると価格が変化しているのがわかりますか?これがスプレッドによる手数料みたいなものです。
もし販売所で購入すると、1BTCあたり「約16万円」も高くなってしまうと覚えておきましょう。
スプレッドは売値と買値の幅が広いほど大きくなる

スプレッドとは仮想通貨の「売値と買値」にある価格差のこと。相場の値動きによって変化します。
販売所ではスプレッドが「広い」と購入価格が高くなり、逆に「狭い」と安くなります。
- 取引が多い→スプレッドが狭い
- 取引が少ない→スプレッドが広い
また「取引状況」は取引所によって変わるため、スプレッドにも差が出ます。

ビットフライヤー | コインチェック | DMM ビットコイン | |
---|---|---|---|
取引所 | ![]() | ![]() | ![]() |
相場 | 5,404,083円 | 5,403,407円 | 5,406,936円 |
買値 | 5,569,947円 | 5,566,689円 | 5,456,727円 |
差額 | 165,864円 | 163,282円 | 49,791円 |
ほぼ同じ時間の価格ですが、取引所によってこれだけ差があると覚えておきましょう。
ただし、日によって取引量が変わるため、どこの販売所が1番とは決められないので注意です。

販売所でしか購入できない通貨のほうが多いので、スプレッドは避けられません。
販売所は仮想通貨の種類が多くいつでも購入できる

販売所はスプレッドばかり気になってしまいますが、デメリットばかりじゃありません。
- メリット①:購入できる通貨の種類が豊富
- メリット②:いつでも簡単に購入できる
- デメリット:スプレッドによって価格が変動する
そもそも販売所でしか買えない通貨が多いので、必ず使う機会があります。

通貨をポチッと購入できるので便利ですよ。
メリット①:購入できる通貨の種類が豊富
販売所は取引所に比べて購入できる通貨が多くなっています。
ビットフライヤー | コインチェック | DMM ビットコイン | |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
販売所 | 21種 | 17種 | 11種 |
取引所 | 1種 | 4種 | なし |
表を見るとわかりますが、取扱通貨のほとんどは販売所でしか購入できないんです。
いくら取引所が安く購入できるといっても、通貨が豊富な販売所は逃せません。
メリット②:いつでも簡単に購入できる
販売所では、基本的にいつでも仮想通貨を買うことができます。
アプリを開いて購入ボタンを押すだけなので、1分もあれば完了。操作が簡単なのはホント楽です。
まれに取引量が多すぎると「取引不可」となるので、急激に上がったりすると買えないときがあります。

取引所での購入後に余った資金を使うときは、だいたい販売所を使います。
デメリット:スプレッドによって価格が変動する
販売所のデメリットはやはりスプレッドですね。


もし上記の価格のときに1BTC買うとしたら、約16万も違います。
投資額が少ない場合はそこまで影響を感じないかもしれませんが、チリも積もればなんとやらです。

取引所で購入できる通貨は、販売所では買わないほうがいいでしょう。
取引所は仮想通貨の種類が少ないけど安く購入できる

慣れてきたら取引所を使おうと言いますが、最初から使ったほうが資金を無駄にしません。
- メリット①:スプレッドを抑えて購入できる
- メリット②:購入する価格を指定できる
- デメリット:利用するには少し慣れが必要
購入したい通貨が取引所にあるなら、必ず取引所を使うようにしましょう。

デメリットは「手間」だけです。
メリット①:スプレッドを抑えて購入できる
取引所では「言い値」で購入するため、スプレッドという概念はありません。
その代わり手数料をとっている取引所もあります。
ビットフライヤー | コインチェック | DMMビットコイン | |
---|---|---|---|
取引所 | ![]() | ![]() | ![]() |
手数料 | ・販売所:無料 ・取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ・Lightning:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(各コインで変化) | ・販売所:無料 ・取引所:無料 | ・販売所:無料 ・BitMatch注文:BTC:0.001 / 2円 |
公式ページ | bitFlyerの詳細 | Coincheckの詳細 | DMM Bitcoinの詳細 |
この中でコインチェックだけが無料ですね。ちなみにビットフライヤーの手数料は、以下のようになります。

0.001BTCの購入に対して「0.0000013BTC」が手数料。日本円で言うと約7円ですね。
購入する量によって変化するのですが、仮に上記の10倍、0.01BTC(約5万円分)購入しても、手数料は70円ほどです。

取引所を使うことで無駄な出費をなくせます。
メリット②:購入する価格を指定できる
取引所では仮想通貨を「指定した価格」で購入できます。
- 購入する通貨を選択
- 価格・数量を指定して注文
- 売り手がいたら取引成立
取引されている金額が数秒単位で変わっていくので、売り手というより「相場」という認識でOKです。

まずは難しく考えずに、仮想通貨の相場が「指定した価格になった時点で購入できる」と思っておきましょう。
慣れてきたらできる安くを意識していけばOKです。
仮想通貨は価格が低いときに買うのが基本。価格が上がった分が「儲け」になりますよ。
ただ注意点として、指定した価格と現在の相場が、かけ離れていたらいつまでも取引が成立しません。

初めは「相場が下がったときに買う」を意識すればOKです。
デメリット:利用するには少し慣れが必要
2クリックで購入できる販売所とは違い、取引所は少し手間がかかります。
なので、下記に当てはまる人は取引所を無理に使う必要はありません。
- 欲しい通貨が取引所にない
- 手間をかけたくない
- 積立をメインにしている
仮想通貨を購入するスタイルは人それぞれなので、取引所じゃないとダメということはないんです。

メインで購入する通貨が取引所にないのなら、使う機会も少ないでしょう。
仮想通貨の人気取引所を「購入方法」で比較

ここからは人気の「仮想通貨取引所」の購入方法を比較していきましょう。
ビットフライヤー | コインチェック | DMM ビットコイン | |
---|---|---|---|
取引所 | ![]() | ![]() | ![]() |
購入方法 | ・販売所 ・取引所 ・Lightning ・かんたん積立 | ・販売所 ・取引所 ・コインチェック積立 | ・販売所 ・BitMatch注文 ・レバレッジ取引 |
それぞれ購入できる通貨や「最低取引価格」が違うため、使い勝手が変わってきます。
ビットフライヤーは「Lightning」を使うべし

ビットフライヤー | 詳細 |
---|---|
取扱通貨 | ・販売所:21種 ・取引所:BTCのみ ・Lightning:5種 ・かんたん積立:18種 |
最低取引価格(BTC) | ・販売所:0.00000001 BTC ・取引所:0.001 BTC ・Lightning:0.001 BTC ・かんたん積立:1円〜 |
使いやすさ | (5.0) |
ビットフライヤーは6つの通貨が購入できる「Lightning」がおすすめ。
「なんか英語だし難しそう」と思うかもしれませんが、基本的な使い方は取引所と一緒。しかも、購入できる通貨が多いんですよ。
Lightningは人気のビットコインはもちろん、イーサリアムやリップルも購入できます。
ビットコインは0.001BTCから購入可能。つまり、価格が600万なら最低6千円は必要ということですね。

ビットフライヤーは少額投資と相性がいいんです。
⬇︎購入所・取引所・Lightningの詳細はこちら

コインチェックでは取引所の手数料が無料

コインチェック | 詳細 |
---|---|
取扱通貨 | ・販売所:17種 ・取引所:4種 ・定期積立:16種 |
最低取引価格(BTC) | ・販売所:500円 ・取引所:0.005 BTC ・定期積立:1万円 |
使いやすさ | (4.0) |
コインチェックは取引所の手数料が無料なので、無駄な出費を抑えられます。
取扱通貨が限られていますが、手数料なしで購入できるのは大きなメリットです。
しかし注意点が1つ。取引所ではビットコインを最低でも「0.005BTC以上」買わなければいけません。
0.005BTCというと、仮にビットコインが600万だとしたら「約3万円」になります。けっこうな大金ですよね。
- ビットコインに月3万円以上の投資をする
- 基本的に1回の購入額が大きい
- 購入したい通貨が取引所にある
通貨によって最低取引額は違いますが、人気のビットコインが数万円〜というのは初心者には厳しいかもしれません。
とはいえ、相場が下がっているときにそれなりの量を購入するのは、収支がプラスに働くことが多いです。

あなたの購入スタイルに合わせて使い分けましょう。
⬇︎販売所・取引所についての詳細はこちら

DMMビットコインは販売所しかないけどスプレッドが安い

DMMビットコイン | 詳細 |
---|---|
取扱通貨 | ・販売所:11種 ・BitMatch注文:6種 ・レバレッジ取引:15種 |
最低取引価格(BTC) | ・販売所:0.0001 BTC ・BitMatch注文:0.010 BTC |
総合評価 | (4.0) |
DMMビットコインは販売所のみですが比較的スプレッドが狭くなっています。


取引所がないから不便って思ってたんですが、基本的にスプレッドの影響が少ないんですよね。
それに、日本円や仮想通貨の入出金が無料なので、トータルで見るとけっこうお得になっています。
DMMビットコインで購入できる通貨は6種類と少なめですが、人気コインは抑えてあります。

アプリも使いやすいので初心者でも簡単に使いこなせるでしょう。
⬇︎購入方法・BitMatch注文の詳細はこちら

販売所と取引所を理解することで仮想通貨の利益は増える
仮想通貨を購入するときは、販売所と取引所の違いを理解しておく必要があります。
知らないとホントに損をするケースが多いですからね。
- 販売所:購入方法はシンプルだけどスプレッドで損をする
- 取引所:スプレッドはないけど購入には少し手間がかかる
どっちがおすすめというよりは、状況によって使い分けるのが最適解だと考えています。
どの通貨を選ぶかによって使い方も変わりますし、人によってはどっちも使い続けるでしょう。

基本的なことですが、販売所と取引所の違いは理解しておきましょう。
⬇︎口座開設の方法はこちらです
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